3学年 新幹線飯山駅とともに歩む

 3学年総合的な学習の時間には、新幹線飯山駅を窓口にして飯山市のことを学習しています。これまでの経過については以前のブログをご覧ください。


 さて、新幹線飯山駅が開業するまでの歴史を学んだ生徒の皆さんは、次のような感想を口にしました。

「飯山駅ができるまでに、たくさんの人の苦労があったんだ。」

「私たちも飯山駅や新幹線を大切にしたい。」

「私たちも、飯山のために何かしたい。」


 そこで、総合的な学習の時間のテーマを、次のように設定しました。


テーマ:新幹線飯山駅とともに歩む

~開業を47年間待ち続けた市民の思いに触れ、私たちが飯山のためにできること~


 現在はクラスごとに活動を展開しています。飯山市にたくさんのお客様をお迎えしたいという願いを込めて、観光プランを練ったり、観光マップやポスターを制作するクラス。実際に飯山市にお越しいただいたお客様を、手作りうちわやオリジナルキャラクターでもてなす活動をしているクラス。清掃や環境整備という奉仕作業の形で飯山に貢献しているクラス。そして47年間待ち続けた市民の思いをまとめ、情報を発信しようとしているクラス。生徒の皆さんは、それぞれの思いをそれぞれの形で表現しています。


 先日は、飯山駅観光交流センターよりお手紙をいただきました。熱心に活動に打ち込む生徒への励ましのメッセージが綴られており、職員生徒一同大変感激をいたしました。また、本学習の推進に当たっては、市役所の皆様や、歴史について情報をお寄せいただいた保護者の皆様、生徒に北陸新幹線陳情リレーマラソンの体験談を語ってくださった高橋様(お仏壇の春栄堂社長)など、多くの皆様にご協力をいただきました。今後も多くの地域の皆様のお力をお借りして、本学習を進めて参ります。生徒が、ふるさと飯山を愛する気持ちをさらに高めていけることを、職員一同願っております。


 3学年生徒が学んだ成果は、本校の文化祭「城南祭」で発表します。保護者の皆様、地域の皆様のお越しをお待ちしています。城南祭は、10月2・3日の公開です。