信濃教育会 全県研究大会

 11月10日、信濃教育会全県研究大会が本校を会場に行われました。教科は、英語です。日々の授業をよりよいものにするために、全職員が一丸となって研究に取り組んできました。

 

 授業は、今年開通した北陸新幹線で行く旅行の行き先を決める場面でした。まず生徒は、いくつかの候補地から、自分がペアに紹介したい場所を決め、次にこ

                   れまでに学習した英語を総動員してペアで英会話を

                                                    し、行く先を決めていきました。

"This is ○○museum. I want to take a interesting picture with you. "

"(笑顔で)Ah!"

 

 これはあるペアの会話です。"with you"に、生徒の優しさや、授業にのめりこむ姿が表れているように思います。

 

 生徒は、活動を自分に引き寄せて考え、友達と温かく支えあって学習をしていました。また、生徒は、教科書や「使える表現リスト(生徒がこれまでに使ってきた英会話を、文章に書き起こしたもの)」とにらめっこしながら、一生懸命に英文を作り、ペアに伝えようと頑張っていました。さらに、「本時のめあて(Today's goal)」を受けて、「本時の、自分のめあて(Today's self goal)」を全員が決め、自分の目標に向かって授業に取り組んだことも、生徒の一生懸命さにつながったと考えられます。

 

 授業後の研究会では、県内よりお集まりいただいた大勢の先生方からご意見をいただき、研究を深めることができました。午後は、東京家政大学から太田洋先生をお招きし、英語力をつける授業のポイントについてお話を伺いました。本日学んだことを、他教科においても、明日からの授業に生かしていきたいと考えております。