新生徒会発足に向けて 教室訪問スタート

 飛躍~未来に歴史をつなげるために~

 このスローガンのもと、精力的に活動してきた本年度の生徒会は、残り1ヵ月余りでリーダーの交代となります。全校生徒・職員が一丸となって成功に導いた城南祭は記憶に新しいところですが、その背景にある、日々の生徒会活動が充実していたことを見逃すことができません。たとえば、地道な当番活動や、アルミ缶やエコキャップ、書き損じはがきなどの回収活動、そして本校の文化ともいえる全校フリートークなどの活動に、一人一人が積極的に取り組むことを通して、生徒の心と体が成長してきたのです。お互いの頑張りに賞賛と感謝の気持ちを感じながら、12月に行われる生徒総会に向けて歩を進めたいと考えています。

 

 さて、2学年では次期生徒会の会長候補、副会長候補の選出が終わり、候補者と推薦責任者による選挙活動が本格的に始まりました。

 

「失礼します。会長候補の○○です。よろしくお願します!」

緊張して顔をこわばらせながらも、自分の思いを誠実に語る候補者や推薦責任者の姿を見ていると、心から応援しようという気持ちが湧いてきます。

 

 候補者と推薦責任者にとって教室訪問は、孤独で厳しく、極度のプレッシャーに襲われる活動であることは間違いありません。しかし、それを終えて教室へ戻ると、クラスメイトが笑顔で迎えてくれます。

「ねぇ、どうだった?」

「どんな質問をされたの?」

「その質問は無理だわ!私には答えられないなぁ。」

 

 温かく声をかけ、候補者や推薦責任者のことを気遣うことを通して、クラスメイトの心も成長していくような気がします。この選挙という活動を通して、候補者も推薦責任者も、そしてクラスメイトも成長していけるように、職員は全力でサポートをしていこうと思います。